仁壽殿は室町幕府三代将軍 足利義満が愛した別邸、金閣寺のすぐ傍にあります。西には金閣寺の借景ともなっている衣笠山を、北には京都五山の送り火の一つ左大文字を間近に望み、五山の送り火では、二階の全室からその燃ゆる姿を間近に観る事ができます。
他にも枯山水の石庭で有名な龍安寺(りょうあんじ)、遅咲きの桜の名所 仁和寺(にんなじ)といった京都有数の世界遺産をはじめ、一休禅師や千利休ゆかりの大徳寺、学問の神 菅原道真公を祀る「北野天満宮」など、歴史的時事に縁深い古寺名刹が林立するエリアに位置し、長期滞在での散策に最適のロケーションです。中でも金閣寺から「きぬかけの路」を通り、龍安寺、仁和寺を観光しながら嵐山に抜けるルートは風光明媚で、道中に広沢の池や大覚寺などを観て歩く事ができます。また北野白梅町駅から嵐電北野線を利用すれば、嵐山の中心までアクセスすることができます。
歴史あるこの洛北地域には日本を代表する寺社仏閣の他、それら御用達の精進料理や御菓子司の老舗なども多く残り、当時の味と文化を今に伝えています。 |